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そーさんより、リクエストを頂きましたので、プラグ点検の手順を書こうと思います。うっかりするとエンジンを壊してしまう場合もありますので、注意して作業しましょう。自己責任でお願いします。
↑まず、ツールの紹介です。左からエクステンションロッド(15~20㎝)、エクステンションロッド小、マグネット付きのプラグソケット(KTC製 B25P-16H)、10mmソケット、8mmソケット、ラチェットハンドル、マイナスドライバー小です。この他、ロッドの長さが25㎝位のT字レンチでも使えます。どちらでも使い慣れた物で・・・ 外したボルトが、どの位置のボルトなのか判別できるようにしてください。 慣れない内は、携帯カメラで写真を撮っておくといいですね。 ↑必ず、エンジンが冷えた状態で作業をしてください。エアクリボックスのクリップを外して、ボルト4本を外します。誤ってボルトなどを落とし、バンパーなどにキズを付けてしまう恐れがあります。予めシーツなどで養生しておくといいですね ↑4本のボルトの内、このボルトだけワッシャが付いていません。私のだけかな?次に、フェールホースに注意しながらクリップを外します。上下からマイナスドライバーでツメを押してやると外れます。ホースにキズを付けないように・・・ ↑ツメの形状です。 ↑エアクリボックスの下部の繋ぎ目は、ツメで固定されています。 ↑エアフロ側は、ホコリなどが入らないようにビニール袋などを被せてください。被せたらプラグカバー周辺のホコリや汚れを清掃します。その後、プラグカバーのボルトを外します。 ↑プラグカバーの裏には、パッキンが付いています。プラグキャップは真上に引っ張れば抜けますが、コイルはボルト2本を外してから抜きます。 ↑きちんとソケットを合わせてプラグを回します。固着している場合は、片手を中心に置いて、もう片方の手のひらで回転方向に軽くハンドルを叩いてやると外れますよ。ある程度、緩んだらエクステンションだけで回せます。 ↑プラグの状態を見ます。キツネ色で良い焼け具合です。カーボンもそれほど付いていませんね。電極のプラグギャップは1.0mm~1.2mmです。電極の清掃はしないでくださいね。また、ネジ部に耐熱グリスを塗る方もいらっしゃいますね。しかし諸説いろいろありますので、私は塗りません。 ↑プラグを元に戻します。エクステンションだけを使い、手回しで止まる所まで、ゆっくりと回していきます。途中、少しでもかたいと感じたら、やり直してください。中にホコリなどの異物を落とさないようにします。 ↑ハンドルを付けて本締めをします。回す目安は、点検後に戻す場合で1/5回転、新品プラグで1/2回転ぐらいです。 ネジ切ってしまうと、10万円コース?の修理代になりますので注意してください。推奨トルクよりも、人の感覚の方が適切だと思うのですが・・・ また、この時にプラグにシムを装着してマイナス電極の向きを排気ポート側に向けるといった裏技がありますが、それほど効果は無いと思います。 プラグを取り付けたらコード類を元に戻して、逆順でプラグカバー、エアクリなどを取り付けてください。最後にエンジンを掛けて問題がなければ完了です。 純正スパークプラグ NGK IFR6J11 ↑レーシングプラグコード スズキスポーツ パワーイグニッション900
by garage-yoichi
| 2006-02-05 00:48
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